プログラマーはプログラムを書く仕事なので、口下手でも問題ないのかな?と思ったことはありませんか。
実は結局プログラマーであっても口下手は不利です。
※この記事では、口下手とは「自分の考えが上手く伝えられないこと」とします。
私は今現役エンジニアですが、元々口下手でした。
仕事上でコミュニケーションが上手く行かず落ち込むことも多かったです。
今回は私の経験からプログラマーにおいて口下手がどのように影響するのか、またどのように解決するのかについてお話します。
口下手がメリットになることはない
プログラマーという職業であっても、口下手が優遇されることはありえません。
口下手は完全にデメリットです。
プログラマーは四六時中プログラムを書いているため口下手でも問題ないと思われましたか?
実はそんなことはありません。
なぜならプログラムを書き始めるには、どのような課題があり、どのような方法で、いつまでに解決するのか等をチームメンバーやリーダーと相談することが多いからです。
また実装に躓いてしまった際なども、誰かに相談し解決策を考える必要があります。
ほとんどのプロジェクトはチーム開発です。
チームとのコミュニケーションは必要不可欠であり、口下手がプラスになることはありえません。

プログラマーであっても口下手は損
物事を簡潔に正確に伝えなくてはいけない場面が多い
プログラマーには物事を簡潔に正確に伝えなくてはいけない場面が多くあります。
例えば仕様を決めたり、確認する場合です。
他の職種では表面的な確認だけで完結しそうですが、プログラマーは少し違います。
確認した内容をプログラムに落とし込む必要があるのです。
そのためデータ構造についても正確に話を合わせる必要があり、話の食い違いに気づかないまま実装が完成すると大きな手戻りとなる可能性があります。
また話が長引くと論点がズレたり集中力も低下するため簡潔なやり取りでなくてはいけません。
プログラマーでは口下手はむしろ不利と言えるでしょう。

プログラマーは話した内容を正確にプログラムに落とし込む必要がある
口下手を解決するには
プログラマーという職業で口下手が如何に不利であるかお分かりいただけましたでしょうか。
では口下手を解消する方法はあるのでしょうか。
私の経験からお話させていただくと、口下手を解消する上で最も効果があったのは「結論 → 理由 の順で伝えること」です。
これを行うだけで以下のようなメリットがあります。
- 自分自身が結論に気付けるようになる
- 伝える内容が簡潔になりやすい
- 聞き手は結論を意識して理由を聞ける
口下手の多くは、何か伝えたいことがあっても自分自身が明確にそれに気付けていないことが原因です。
「もし仮に一言しか伝えられないとしたら、自分は何を言うべきなのか」を意識してみてください。
日々これを繰り返すと、心のモヤモヤを結論として言語化できるようになります。
結論から伝えられるようになると、聞き手も「何が言いたいんだ?」と結論を推測しつつ話を聞き続けなくても良くなるのでお互いにとってメリットとなるでしょう。

結論 → 理由 の順で伝える癖をつけることで口下手は徐々に解消できる
まとめ
今回はプログラマーは口下手でも良いのかについてお話しました。
例えプログラマーであっても口下手がメリットになることはありません。
飽くまでコミュニケーションを通じてプログラミングを開始するので、口下手はデメリットです。
特にプログラマーは話した内容をプログラムに落とし込まなくてはいけないため、物事を簡潔に正確に伝えなくてはいけない場面が多いと言えます。
私の経験上、口下手を解決するには「結論 → 理由 の順で伝えること」が有効でした。
「もし仮に一言しか伝えられないとしたら、何を発言すべきか」を意識して最初の一言に集中しましょう。
きっと口下手も徐々に解消していくはずです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。