プログラマーに転職する際に何から始めますか?
いきなり転職エージェントに登録して、転職活動を始めてしまう方も多いのではないでしょうか。
実はそれでは不幸の連続が始まってしまいます。
私は現役エンジニアですがプログラマー転職をしてきた経験上、これは準備をしてから転職活動を始めるべきだったなと後悔したことがいくつかありました。
今回はプログラマー転職を有利に進めるために事前に準備すべきことについてお話していきます。
プログラミングができる環境を用意する
まずはプログラミングができる環境が必要になります。
具体的にはパソコンのことです。
パソコンをお持ちの方は読み飛ばしていただいて構いません。
なぜパソコンを持っている必要があるかというと、実際に手を動かして体感でプログラミングを学べるからです。
また更に重要なのは後述するポートフォリオを作成するためです。
そんなに高価なパソコンである必要はなく、3Dグラフィックを扱わないプログラミングであれば中古で 3万円 前後のノートパソコンで十分です。
サッカー上達のためにずっとサッカーの本を読み続けても上手くなりませんよね。
絶対に自力でプログラミングしてエラーを発生させ、何が悪いのかを調査して解決するというトライアルアンドエラーが必要なのです。

サッカーの教則本を読書するだけでサッカーのプロにはなれない。プログラマーも同じ。
学んだ技術の良し悪しを語れるようになる
プログラミング学習や後述するポートフォリオの作成を通じて様々な技術を扱うと、その技術の好き嫌いが現れます。
その時にその技術に対して感じたことを忘れないでください。
プログラマー転職では、企業はあなたが何ができるのかを重点的に見るでしょう。
プログラミング学習やポートフォリオの作成において苦戦したポイントなどが聞かれやすいのもそういった理由からです。
なので扱った技術について、ここが好きでここが嫌いという意見を持っていると、しっかり技術に触れてきたプログラミングができる人材と見なされやすいのでオススメです。

実際に触ったことがある技術だからこそ良し悪しについて発言できる。これは面接の場でエンジニアとしての大きな信頼に繋がる。
何ができるかを明示したポートフォリオを作成する
そして私が特に推奨しているのがポートフォリオの作成です。
実務未経験でプログラマー転職をする場合、これがあるかないかで転職活動の結果に大きな差がつきます。
なぜなら実務未経験者にとって何ができるのかをアピールする唯一の手段だからです。
ポートフォリオを用意せず転職エージェントに登録して転職活動をすることをイメージしてみてください。
転職エージェントは企業に転職希望者を紹介し内定となることで利益を得ます。
つまり転職エージェントは、転職希望者が内定を勝ち取るように立ち回らなければいけません。
最初のうちは希望に沿った企業を紹介してくれますが、お見送りが続くたびに提案される企業の質は落ちがちです。
そのうち「状況わかっていますか?そんな夢みたいなことを言っている場合ではないですよ」とプレッシャーを与えられ望まない企業に応募させられます。
内定をもって利益が確定する訳ですから、お見送り続きの転職希望者は負債であり、どこでもいいから転職してもらいたいのが本音だからです。
そんな貧乏くじを引かないためにも、一回一回の面接で内定率を予め高めるためにポートフォリオの作成は必須なのです。

口だけでは真の信頼は勝ち取れない。形として残してできることを見せつけよう!
まとめ
今回はプログラマー転職に必要な準備についてお話しました。
まずはプログラミングができるパソコンを用意して実際に手を動かして技術に触れます。
そして学んだ技術の感想を忘れないようにして技術の良し悪しを語れるようになることで、プログラミングができる人材であることをアピールできるようになります。
さらに、具体的に何ができるかを明示するためにポートフォリオを作成して転職活動前にプログラマー転職の成功率を底上げしましょう。
プログラマー転職の開始前に準備をするか否かで転職活動の結果が大きく変わります。
準備万端で転職活動を進めましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。