プログラマーの仕事はきついと思いますか?
実は一概にきついとは言えません。
とはいえ現役エンジニアである私もきついと感じたことは多々あります。
プログラマーがきつい職業であれば、多くの人は転職したくありませんよね。
今回は実際プログラマーはきつい仕事なのかについてお話していきます。
残業時間は現場による
まず、きついといえば話題から外せないのが残業ですよね。
2020年 doda の残業時間調査によると、「IT/通信系エンジニア」の月平均の残業時間は 約21.79時間でした。
大体毎日1時間は残業をしているイメージでしょうか。
私自身ほぼ毎日10時に出社して 22時に退勤という11時間労働生活をしていた時期があったので頷ける調査結果です。
これは平均値なので40時間以上残業をしている方々もいらっしゃるということですね。
しかし、ここで声を大にして伝えたいのは「残業時間は現場によって雲泥の差がある」ということです。
実際私自身、今の現場では毎月の残業時間がゼロもしくは1時間程度です。
同じプログラマーという職業であってもこれだけ差がでます。
そのため一概にプログラマーは残業が多いとは言えないのです。

月間0~40時間くらいの残業がある。一概にプログラマーは残業が多いとは言えない。
プログラミングが好きか嫌いか
そして残業時間とは無関係にプログラマーがきついと感じる要素のひとつが、プログラミング自体が好きかどうかです。
私はパズルゲームをしているような感覚で作品を作り上げることができるプログラミングが大好きです。
読みやすいコードやパフォーマンスの良いコードに美徳を感じます。
これらを追求すること自体が楽しいのです。
なので10時間以上働いていてもコードを書いているとあっという間に就業時間が終わってしまう感覚を覚えています。
逆に言うと、ひたすらテストケースを進めチェックシートに結果を記入していく作業は死ぬほど退屈でした。
(テスト業務を否定しているのではなく、私の好みの話です)
もしあなたがプログラミングをしていて苦痛に感じたり時間の経過が遅く感じるのであれば、例えそれが残業なしの8時間労働であったとしてもきついと感じるでしょう。

プログラムを書くこと自体に少しも楽しさを感じなければ、あなたにとってプログラマーはきつい職業となる。
転職によって状況は変えられる
ではどのようにしてプログラマーという職業をきつくないものにしていくのでしょうか。
答えは転職です。
まず前述の通りプログラマーの残業時間は現場によって天と地ほどの差があります。
もちろん同じ現場で残業時間の短縮を訴え、職場環境の改善に努めても良いでしょう。
しかし改善には想像を絶するコストが掛かります。
あなた一人のキャリアという観点でいうと、そこに注力するのは非効率的です。
現場を変えるだけで残業時間が減って稼げる可能性があるのであれば転職すべきでしょう。
他にもプログラマー志望で入社したにも関わらずプログラムを書かせてもらえなかったりした場合、そこで働き続けるのは時間の無駄です。
プログラミングが楽しくなくなる前にプログラミングが楽しいと感じさせてくれる現場に移るべきでしょう。

残業時間もプログラミングが楽しくなるかも、現場の環境が影響することは多い。まずは転職してみよう!
まとめ
今回はプログラマーの仕事はきついのかについてお話しました。
私の経験上、残業時間は現場によって雲泥の差があります。
大体月間0~40時間くらいの幅があると思ったほうが良いでしょう。
また、時間以外できついと感じる要素として「プログラミングが好きか嫌いか」という観点があります。
プログラマー志望で入社したにも関わらず、プログラミングをさせてもらえずテストばかりしている場合はきつく感じることも多いです。
一方でプログラムの可読性やパフォーマンスに少しも魅力感じなければ本当に合っていないのかもしれません。
ただ、現場や同僚の影響によってプログラミングが楽しく感じるようになるケースも少なくありません。
1つの現場だけで結果を出す前に転職してみるべきでしょう。
結局プログラマーという職業がきついかどうかというのは、人によって、そして現場によって違うということです。
今あなたを取り囲む状況が全てだと思わず視点や環境を大きく変えてみて下さい。
プログラマー以外の職種も含め、きっといずれきつく感じない仕事に出会えるでしょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。