未経験からプログラマーになろうと思っても具体的に何をすればいいかわかりませんよね。
私もそうでした。
ひとまずプログラミング言語を学んで手当り次第に面接を受けましたが惨敗でした。
そのため現役エンジニアとなった私の経験からプログラマーになるための重要なポイントをご紹介します。
プログラミング言語を学ぶ
まずは当たり前のことですがプログラミング言語を1つ学びましょう。
ここで重要なのは人気のあるプログラミング言語を学ぶことです。
もし実際の現場であまり使われていない言語を学んでしまうと、多くの企業でミスマッチが起こりやすく転職しにくくなってしまいます。
自分の興味のあるシステムはどのような言語で書かれているのか、そしてその言語は日本の開発現場でよく使われている言語なのか。
この辺りをしっかり調べてからプログラミング言語を学べばプログラマー転職の成功率のベースアップができるでしょう。

学ぶプログラミング言語によってプログラマー人生が左右される!
フレームワークを学ぶ
私が何もわからなかった頃、とりあえずがむしゃらにプログラミング言語学びました。
そして面接に何度も何度も惨敗し気付いたのは「実際の現場ではプログラミング言語で直接開発を行っている訳ではない」ということです。
実際には作ろうとしているアプリケーションに対して最も適しているであろう「フレームワーク」を選定します。
フレームワークはより少ないコードで簡単にアプリケーションを作るために使われるものです。
そのフレームワークの中でプログラミング言語を使うことになります。
そのためプログラミング言語だけ扱えるプログラマーの市場価値はゼロと言っても過言ではありません。
人気のフレームワークは最低でも1つだけは基礎的なところを触れられるようにしておきましょう。

プログラミング言語だけで開発をしている現場はほとんどない!
バージョン管理システムを学ぶ
では企業はフレームワークとプログラミング言語を使ってアプリケーションを作れる人材を求めているのでしょうか?
半分正解です。
企業では通常複数人でチーム開発が行われます。
まずチーム開発を学ぶためにウォーターフォールやアジャイルという開発手法をざっくり理解しておく必要があります。
またチームでソースコードを扱うためにバージョン管理システムも触れられるようになっておくべきでしょう。
バージョン管理システムは SVN や Git が有名です。
近年は Git 一強なので git fetch, git branch, git checkout, git add, git commit, git push 辺りのコマンドは理解して使えるようになっておくと良いでしょう。

プログラムが書けるだけのエンジニアは求められていない。チーム開発のためにバージョン管理システムを学ぼう!
ポートフォリオを作る
ここまでできたらあとは自分のポートフォリオを作成してみましょう。
ポートフォリオというと難しく聞こえますが、要は自分ができるようになったことを企業にアピールすることができる成果物のことを指します。
フロントエンドエンジニア志望ならWebサイトでしょうし、バックエンドエンジニア志望ならAPIなどになります。
実際面接の場面で口頭で「〇〇を学びました」と伝えても採用担当からすると「本当に?どこまでできるの?」といった印象で終わってしまいます。
そのため必ず言葉ではなく形でアピールできるようになっておく必要があるのです。
ポートフォリオを作っているか否かで、転職の難易度が全然変わってくるので必ず作っておきましょう。

学んだだけでは企業に信じてもらえない。しっかり成果をアウトプットして形にしよう!
まとめ
今回は未経験から独学でプログラマーになるためのポイントについてお話ししました。
まずはもちろんプログラミング言語を学ぶことから始まります。
ただ人気がなく仕事のないプログラミング言語を学んでは本末転倒です。
必ず人気のプログラミング言語を選ぶようにしましょう。
そして次にフレームワークを学びましょう。
実際の開発現場ではプログラミング言語だけで直接開発するケースはほとんどありません。
フレームワークの上でプログラミング言語を書くことになります。
プログラマー転職では必ずひとつのフレームワークは簡単に扱えるようになっておくべきです。
そしてチーム開発もできることをアピールするためにバージョン管理システムも学んでおくとなお良いでしょう。
上記ができたら実際にポートフォリオを作ってみましょう。
積み上げた技術力を形として企業にアピールするのです。
このような手順を踏んでいけば未経験からでも信用を積み上げることができます。
焦ることなく信用を作り上げてからプログラマー転職に臨んでいきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。