プログラマーに転職しようと思って検索してみると、プログラマーの中にも様々なポジションがあることに気付いた方は多いのではないでしょうか。
ざっくり分けてフロントエンド(見えるところ)とバックエンド(見えないところ)を開発するエンジニアが存在します。
最初に選ぶプログラミング言語が自分にキャリアプランにマッチしていないと、大幅に回り道をすることになってしまいます。
そのため現役エンジニアである私が、フロントエンドエンジニアがオススメな理由をご説明させていただきます。
ご自身のキャリアプランにマッチしているか、参考にしていただければ幸いです。
最も人気なプログラミング言語が使われているから
フロントエンドエンジニアは Web (インターネットのサイト画面)を作るエンジニアを指します。
主に HTML, CSS, JavaScript という言語が使われています。
特にこの JavaScript がプログラミング言語にあたりますが、実は世界で最も人気な言語なのです。

HTML, CSS も続いて 2位 となっております。
実はプログラマーにとって言語の人気というのは非常に重要なポイントです。
なぜなら人気の言語だと案件自体も多く安定して稼ぎやすいからです。
プログラミング言語を学ぶだけでも数か月必要な上、十分コードが書けるようになっても案件がなく仕事にありつけないようでは困ってしまいますよね。
最も人気な HTML, CSS, JavaScript を利用するフロントエンドエンジニアは安定した稼ぎに繋がるためオススメです。

フロントエンドで使用されている技術は世界的に安定した人気があり仕事が無くなりにくい
バックエンドのコードも書くことができるから
先ほど JavaScript は Webサイト の画面を作るプログラミング言語であるとお話ししました。
しかし実は JavaScript はサーバー(バックエンド)と呼ばれる裏側のコードを書くことも可能なのです。
元々 JavaScript はブラウザで動く言語として開発されました。
しかし今現在 Node.js や Deno という JavaScript の実行環境が提供されています。
そのため JavaScript が書けるだけで実質フルスタックエンジニア(フロントエンドもバックエンドも担当するエンジニア)になることも可能なのです。
JavaScript を学ぶことはフロントエンドエンジニアだけを意識したキャリアプランにはなりません。
変幻自在なキャリアプランの設計が可能なプログラミング言語、それが JavaScript です。

JavaScript はフロントエンドとバックエンドどちらも開発可能な言語。柔軟なキャリアプランの形成にはもってこい!
BaaSが主流となったから
そして近年追い風となっているのが BaaS (Backend as a Service) です。
昔はオンプレミス環境といって自社でサービスを提供するためのサーバーを設置していました。
もちろん自社サーバーなので、サーバーメンテナンスは自社で行う必要があります。
これには膨大な時間とコストが掛かるため、現在はクラウドと呼ばれる他社のサーバーを利用する方法が取られています。
これによりバックエンドのメンテナンスやバージョンアップなどを他社が行うようになるためより本質的な開発に集中することができるのです。
ここで一番伝えたいことはバックエンドが外部サービスになるということです。
バックエンドが不要になるとまで言ってしまうと大袈裟かもしれません。
しかしクラウド側のコードも JavaScript で書けることが多く、実質フロントエンドだけでサービスが完成させることができる時代が来ているのです。
ますますフロントエンドエンジニアの需要が高まってるとも考えられるのではないでしょうか。

Baas によりバックエンドが不要となり、フロントエンドだけでサービスが完成できる時代が来た!
まとめ
今回はプログラマー転職はフロントエンドエンジニアがオススメな理由についてお話ししました。
フロントエンドでは最も人気なプログラミング言語が使われており、市場からこのプログラミング言語を使用した案件が消えることなど想像できません。
また、バックエンドのコードも JavaScript で書くことができるため、1つのプログラミング言語でフルスタックエンジニアになることができます。
そして近年 BaaS が主流となったことから、フロントエンドだけで Webサービスを提供できる時代となりました。
そのためフロントエンドエンジニアがオススメなのです。
ただ、ここでお話した内容はあくまで現役エンジニアの個人的な意見のひとつと捉えていただくようお願いします。
様々な情報を得て、最後にどのような判断をするのかはあなた自身です。
素敵なプログラマー転職が待っていることを祈っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。