新卒で入社して1年も経たずに仕事を辞めたくなっていますか?
私もそうでしたよ。
そのような状況では「新卒ですぐ辞めるなんてありえない」とか「今辞めるのは甘えだ」と自分を責めてしまいますよね。
今回は新卒であっても、いつだって仕事を辞めて良い理由をお話します。
新卒だからこそ仕事を辞めるべき
まずお伝えしたいのが、新卒だからこそ仕事を辞めるべきということです。
多くの方がこの事実を誤解しています。
石の上にも三年と言いますが、何か物事を極めようと思うと、スタートラインに立つために本当に3年以上掛かるのです。
人間働けて精々50年。
その50年の内から3年もの歳月をその会社に捧げるのです。
人生を左右する大きなターニングポイントと言っても過言ではありません。
業務内容、給与、人間関係、やる気、それらが自分にとって不十分な状態で挑むと必ずあなたの成長を妨げるでしょう。
新卒は社会的に積み上げてきたものがゼロの状態です。
身軽に振る舞える分、納得のいく仕事を探すことは決してマイナスではありません。
若い人材は重宝される
少子高齢社会と言われて久しいですね。
特に少子化が企業に与える影響は計り知れません。
若者の分母が減っているため企業は新卒採用に血眼です。
企業の立場になってみれば自然なことですよね。
人間には働ける年齢的限界があり、高年齢者雇用安定法という法律まで存在します。
例えば50歳の人を雇用しても十数年しか働けないのです。
それだけ若者には価値があります。
引く手あまたの新卒です。
まだまだ若さを武器に戦っていけます。
親を頼れる可能性が高い
万が一転職活動がスムーズにいかなかったとしても、両親がサポートしてくれる可能性が高いです。
30代、40代になればそれが難しくなっていくことは容易に想像できますよね。
新卒は働き始めたからといって、いきなり100%自己責任の大人としてみなされる家庭は少ないです。
困ったときは支えてくれる存在がいる(ちなみに家族の支えが無くても、国が最低限度の生活を保障してくれています)。
それだけで自分の意思を貫いていけますよね。
ご両親に感謝して、自分のできることを着実にやっていきましょう。
失敗の積み重ねによる固定観念が少ない
これは個人的に私が最も大事だと思っていることです。
社会に出てからは多くの人が失敗と挫折を繰り返します。
その繰り返しが自分の中で当たり前になると、何事に対しても「大変そうだから、やる気が起きない」、「失敗は目に見えている、どうせダメだろう」と行動する前から結論を出すのです。
この固定観念は一度根付くと解除するのにはとても時間と労力を要します。
このような失敗経験が少ない若者の伸び代は計り知れない可能性を秘めています。
年配の方より軽いフットワーク。
これこそが新卒の1番の武器です。
時間は有限
この世の生物は全て、命を燃やしながら生きています。
そしてその火はいずれ消えてしまいます。
若者は刹那の時を無限と勘違いしてはいけません。
その時は刻一刻と迫ってきています。
もし我々にあと1年しか残されていなかったら何に時間を捧げますか?
これと同じことを仕事でも考えて見てください。
もしスキルアップしていく上で、1年しか残っていなかったらどうしますか?
不満を抱えている今の職場で1年を過ごしますか?
結果は明らかです。
まとめ
今回は、新卒こそ仕事を辞めるべき理由についてお話しました。
たくさんの可能性を持ち、失敗しても立て直しやすい新卒こそ気軽に仕事を辞めることができます。
そして我々は年を取り、次第に働けなくなります。
その中で本当に今の会社に人生を捧げるべきかしっかり考えてみましょう。
可能性の塊である新卒 or 若者の皆さん、退職すべきことに気付けたことを誇りに思ってください。
応援しています!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。