仕事をしていて、「私、うつかも」と思ったことはありますか?
私は何度もそのように考えたことがあります。
自分でうつに気づけることもありますが、自覚が無く日々漠然とした辛さに耐えている方もいます。
一旦このような状況になると、毎日目覚めから憂鬱で辛いですよね。
今回は毎日感じる憂鬱な気持ちを改善する方法についてお話します。
うつっぽいと感じる事自体が異常
普通は仕事をしていて、うつのことなど考えません。
好きな趣味を楽しんでいる時のことを、考えてみてください。
趣味を楽しんでいる最中に、うつのことなど考えませんよね?
同様に仕事も充実しているのなら、うつのことなど考えません。
とても当たり前のことですが、「私、うつかも」と思った時点で、うつの傾向はあります。
少なくとも今の仕事は充実していないはずです。
既に心は不調を訴えているのです。
うつを自覚した時点で既に限界を越えている
うつは突発的に発生することはありません。
元気いっぱいの人が、翌日にうつになることってないですよね。
嫌なことが慢性化すると、じわじわと時間を掛けてうつになっていくのです。
つまり、「私、うつかも」と感じた時点で、数えきれないだけの嫌なことが積み重なっています。
実は既に限界を越えているのです。
「うつっぽいかも。でもただの甘えかな。」なんて思って頑張らないでください。
嫌なことに嫌なことが重なり、既に心は満身創痍。
瀕死状態であることを認めてあげてください。
長期休暇を考える
心が満身創痍であることを自覚したら、まずは長期休暇を検討しましょう。
嫌なことが蓄積するから、うつっぽくなる訳です。
なので、逆に嫌なことから可能な限り離れることが重要です。
有給休暇があれば、まとめて使いたいですね。
しかし、有給休暇残日数に関わらず、多少のお給料に響こうとも、長期休暇が得られるのなら交渉してみましょう。
理由の伝え方は人それぞれですが、私なら直接伝えます。
「最近強くストレスを感じており、心が消耗してしまいました。そのため長期でお休みさせてください。」
是非検討してみてください。
仕事を辞めることを考える
もし、長期休暇を交渉したにも関わらず、承認してもらえなかった場合は仕事を辞めることを考えましょう。
長期休暇が取れないのであれば、仕事を続けることはできません。
なぜなら、繰り返しになりますが、既に心は満身創痍だからです。
早急に転職先を決めて、退職しましょう。
しかし、転職どうこうではなく、仕事自体が原因になっているように感じることもあると思います。
その場合は、そのまま仕事を辞めてしまうのもありです。
大丈夫。
日本では雇用保険や生活保護などの制度が支えてくれます。
幸い、本当に最低限の生活さえできない状況に陥っても生死に関わることはありません。
生死に影響しそうなのは心の方です。
安心のためにも、しっかりと日本の制度について理解しておきましょう。
同じ環境でうつが治る見込みは薄い
うつは同じ環境にいても、治る見込みは薄いです。
ストレスが慢性化しているのに、その場に居続けると訳ですから、当たり前ですね。
なので、転職してガラッと環境を変えることが大事なのです。
私の実体験ですが、転職して職場が変わるだけで周りの人や雰囲気がかなり変わりました。
そのお陰で、うつっぽい状態を克服したことがあります。
もちろん、そんな余力はないという方は、そのまま仕事を辞めても構いません。
要は環境さえ変えてしまえば良いのです。
ストレスを受けてきた分だけ、ストレスのない環境に身を置くように努めましょう。
もっと自由に生きて良い
仕事をしていると、いつの間にか「辞められない」と感じるようになってきます。
- 人手不足で辞められない
- 仕事を辞めることは甘えだ
- 仕事を辞めると生活できない
全て幻想です。
どうにでもなります。
周りや自分が仕事を辞めにくいと思い込ませてきますが、そんなことはありません。
我々は本当はもっと自由なのです。
まとめ
うつっぽいと感じた時の確実な解決方法をご紹介しました。
うつは、小さなストレスを継続的にに受けることで感じ始めます。
その時既に心は限界を迎えており、ストレスを受け続けた期間と同じくらいストレスから離れなくてはいけません。
なので、長期休暇がもらえるならもらって心を療養してください。
長期休暇がもらえないのであれば、会社を辞めることを視野に入れてください。
日本には最低限の生活を保証する制度があるので、安心して行動しましょう。
転職をお考えの方はこちら。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。